すとぅるるるのアニメ日和

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Fate/Zero Blu-rayBOX感想


レビューというと商品の評価のように聞こえてしまうような気がするので

今回はあくまで本編特典映像、特典ドラマCDなどの感想を中心に書いていきたいと思います。

ネタバレ注意です。



■未公開シーンの収録


見落としている部分もあるかもしれませんが、追加シーンをまとめて感想を書きます。

カットだけの追加はかなり曖昧です。間違っている部分も多いかもしれませんw




【2話】 切嗣とイリヤの別れのシーン


このシーンは小説(3巻までしか読んでいません)でも良いシーンだったので

追加されることを期待していました。こうして映像化されると、やはりいいですね。

ドラマCDを聞いてから見ると、一層感動的なシーンに見られるかと思います。


アイリが器としての役割を果たす以上、帰ってくることができないのは当然なのですが

この場ではすぐに帰ってくる、と言っている切嗣も実はかえって来られない可能性の方が高い。

そういった部分を自分たちがわかった上でイリヤが生まれたのですから皮肉ですよね。

切嗣もアイリも、未来がないと分かった上でイリヤを生もうと決心しました。

なのに、実際生まれて目の前に「子」として存在するイリヤを「自分たちの未来」という

形で一人にするのは心苦しい。こうなることは分かっていたのですから

彼らも「矛盾している」ことには気づいているでしょう。

でも、子供の存在ってなかなかそういう風に割り切ることはできないのでしょうね。




【3話】 アイリとセイバーの冬木市空港での場面


小説にあった「あまりにも絵になりすぎる二人」が周囲から注目を浴びるシーンです。

確かに金髪に漆黒のスーツ、銀髪に純白のコートの二人組は

日本では目立ちすぎるでしょうねw しかも、どちらも容姿端麗。

目を引かないわけがありません。TV放送では冬木に降り立った人物が

世間で明らかに「浮いている」という表現をするシーンがなかったので

このシーンの追加には納得できました。見るもの全てが新しくて

わくわくしているアイリさんは可愛かったですw




【6話】 アーチャーと言峰の会話シーン


アーチャーは時臣の願いには全く共感していませんし、面白みも感じていません。

そんな時に他のマスターはマスターで別々の願いを持っていて、

それが私利私欲によるものだと言峰に伝えられます。


これによって、私利私欲の塊(笑)であるアーチャーは他のマスターの願いに

興味を持ち始めます。シーンとしては言峰に他のマスターが戦いに参加した理由を

探らせるきっかけになったところでしょうか。


この辺はTV放送版でも十分理解できた部分ではありますが、

アーチャーが時臣に対してどう思っているのかを再確認できるシーンでした。




【7話】 セイバー陣営作戦会議 聖杯を召喚するための土地

    キャスターが子供の頭部を潰して捨てる(?)


セイバーが切嗣にひたすら無視される作戦会議に追加シーンです。

聖杯を呼ぶにあたって、必要な土地を占拠しておく必要がある、という補足ですね。


後、小説であったセイバーの台詞「特にこれといった~…」が聞けましたw

セイバーもさすがにそろそろ切嗣に対する不満は積もり出しているのでしょう。

口調がいつもより尖っていて、アイリとの会話シーンでは見られないセイバーの姿が新鮮でした。



キャスターのカットに関しては曖昧なのですが、

TV放送版でこんな痛々しいシーンはなかったような気がするので一応。

キャスター関連のシーンは全体的に明るくなっていて

(一部スポットライトを当てられているシーンもw)ゾッとしましたw

でもグロばかりを主張するようなシーンにはなっていなかったので

気分を害するほどではなかったかと思います。特に、人間オルガンがなかったのが救いですねw




【9話】 アイリとセイバーの会話 自分の必要性について問う

     マッケンジー家の食卓 ウェイバーくんの表情のカット(?)


セイバーがついに切嗣への不満をアイリに訴えるシーンです。

あえて自分の知っている切嗣と語ろうとしないアイリは、やはりこの二人の

関係の解決に自分が関わっても意味がないと悟っているのでしょう。

それでいて、ただ放置するだけでないのがアイリのいいところ。


この時のセイバーは自分の必要性に関しても疑問を持ち始めていたので

「私も切嗣もあなたが必要なの」という言葉は救いになったのではないでしょうか。



マッケンジー家のシーンについてはウェイバーのコミカルな表情が

増えていたような気がします。(これも曖昧ですw




【11話】 時臣がアサシンに令呪を使うように命ずる


TV放送版では言峰の令呪が減っている事でしか判断できなかった部分が

はっきり描かれました。また、あの場でアサシンを失うことがデメリットにも

ならないということもわかりましたね。TV放送版ではアサシンを失ってまで

やる必要のあることなのだろうか、とか(令呪を使ったという事が分かりにくくて)

アサシンはなぜ勝ち目のない相手への戦闘を拒まなかったのか…という疑問が残った方もいるかと思います。


そこを解消する上で、結構重要なシーンでした。

できればTV放送時にも入れて欲しかったところですが、そこは時間枠の都合上仕方ないですね。




【12話】 セイバーに対する興味を語るアーチャー>言峰

      アーチャーの時臣に対する不満

      アサシンに調べさせた事を言峰の口から語る

      セイバーの運転、スキルについて


アーチャーと言峰の会話シーンがかなり増えていたような気がします。

時臣に対する不満はいつも言峰に愚痴っているのでお決まりですねw

セイバーに対する興味は自分から身を滅ぼす方向に進んでいく者の姿を

みるのが好きだとかなんとか…。まあ悪趣味ですねw


でも、おそらくこのアーチャーの「セイバーに対する興味」は

今後物語において重要なポイントになってくると思うので

ここで強調しておく必要があったのでしょう。アーチャーがこういった人物を

好む理由も今後語られるといいですね。でないとただの「悪趣味」で終わってしまう…w



言峰がアサシンに調べさせたことを語るシーンは割と重要なのにカットされていたんですね。

アーチャーが「雁夜については必要以上な情報を語った」と言っていたので

説明不足にはなっていなかったのですが、やはりここもきちんと言峰が語るシーンがある方がいいです。


切嗣に関する情報はあえて伏せている部分から言峰の切嗣に対する

異常なまでの執着も読み取れました。

逆に、雁夜と切嗣以外のマスターにはまるで興味なしでしたねw



スキルの説明に関しては、多少設定がゲーム的な部分もあるので

こうして説明された方がわかりやすかったですね。




【13話】 ライダーに財布を渡すウェイバー

     ランサーにキャスター討伐を命ずるソラウ


視聴者が突っ込むほどではなかったのですが、ライダーがゲームを

買うほどのお金を持っていた理由が語られました。

おそらくウェイバーは思い立ってすぐに日本に飛び立つことができるほどですし、

お金持ちなのでしょう。以前戦闘機を買うほどのお金はない、と言っていましたが

普通に生活する上での金銭面は困っていないようです。

通販にゲームに…とここまで無駄なことに

お金を渡してあげる彼は寛大すぎるような気もしますがw


こういった些細なシーンでライダー陣営の仲の良さが描かれるのは

ファンとして嬉しいです。個人的に期待していたライダー陣営のシーンは

なかったものの、満足です♪



ソラウのシーンはランサーの主に対する忠誠心を再認識することができました。

主、といってもケイネスではなくソラウなのですが、もうそこは割り切って

今の主を守りきることに専念しているようです。

これが今後どういう結果につながるのかは非常に不安なところなのですが…。



【追加シーン・感想まとめ】


追加シーンのない話もいくつかありましたが、全体として満足できる量だったかと思います。

どのシーンもスタッフさんが心を痛めながらカットしたシーンなんだろうな、とw


でもこうして見ると本当にうまくカットされているのですよね。

あって違和感がないのは当然なのですが、TV放送時でも

ほとんど違和感のない作りになっていたかと思います。

これは原作を愛するスタッフさんだからこそできたことでしょうし、

尺が気になる第2シーズンも期待できそうです♪



■特典映像・アインツベルン相談室



こんなものが収録されているとは知りませんでしたw

Fateシリーズで語られる「聖杯戦争」の豆知識や説明が中心の内容となっておりました。


が、テンションはFate/Zeroを見た直後にみると違和感がある位高いですw

物語がどんどん位方向へ進んでいく中で、さらに違和感は増していきそうですが

内容的にはかなり役に立つしわかりやすい。個人的にはこのテンションの高さも

アリかな、と思いました。ちなみに、ゲストキャラ(?)のゼッちゃんの中の人はイカちゃんこと

キュアピースこと金元寿子さんです。なぜブルマなのか

問いただしたいところですが(笑)結構可愛いですよw


今回発売されたBlu-rayBOXに収録されているのは全部で3本。

どれもネタあり、役に立つ情報アリ、で面白いのですが

特に気になったのはその1の内容ですね。


これは私が他のFateシリーズを知らないからなのかもしれませんが、

第四次にあたる今の聖杯戦争以前に聖杯を勝ち取った者はいないという情報が出てきました。

これは興味深いですね。追加シーンによってただ勝つだけではなく、

聖杯を招くためにはそれなりの条件を満たした場所が必要、という情報も出ていましたし

勝者がいたからと言ってその人が聖杯を手に入れる事ができるかどうかはわからないのですよね。


ましてや、今までの聖杯戦争は全て共倒れに終わっているのですから、

今回もそうなってしまう可能性は低くはないはず。「誰かが聖杯を勝ち取る」という

終わり以外にこんな道があるとなると、これは今後の見方に影響してくるような気がしますね。



その3ではアサシンの中のザイードさんがものすごくいじられてましたw

この様子だと、本編でご退場された方がアインツベルン相談室に

招かれるといった感じかな…?相変わらず本編との温度差が激しかったですが、

「アサシン」について詳しい説明が入っていました。

ギャグ中心ですが、きちんとためになることも教えてくれるので

この特典映像には今後も期待ですね。ゼッちゃんとアイリさん可愛いし!w




■ドラマCD 脚本:虚淵玄さん!



小説でも語られなかった切嗣とアイリさんの出会い。

それがなんと虚淵さん書下ろしの脚本でドラマCDになりました!

これが目当てで買った人も居るんじゃないかと思うくらい豪華な特典です。


もちろん、ただ豪華なだけでなく内容もしっかり本編に影響しているような気がしました。

特にこれを聞かないと話がわからない、というわけではなさそうですが

聞いていた方が本編での切嗣とアイリの関係に頷けますし、切嗣の株があがりまくりでした!w



話としては、切嗣とアイリが出会ってイリヤを授かるまでの経緯、と

いったところなのですが、ホムンクルスであるアイリが今、どうして

こんなにも感情があって人間のようなのか…いった謎が解明されました。



元々はアイリも私たちが一般的に想像する「ホムンクルス」でした。

感情もなく、自分の意見こそ言うもののそれはあまりにも人間離れした考え方。

そういったアイリの姿をみて切嗣が教育することを決心するのですが、

その過程の中で切嗣もアイリも今まで気付かなかったことに気づき始めるわけです。



切嗣はアイリに「人間らしく」なってもらうため、

(正確には人間らしい怒りの感情を芽生えさせ、自分の身を守るという判断をさせるため)

教育を始めたわけなのですが、後にそれが残酷なことであるということに気づきます。

アイリスフィールというホムンクルスは元々聖杯を招くためだけに存在するのですから、

人間らしい感情を芽生えさせるということはその運命を受け入れるにあたって

苦しい思いをさせるだけなのです。


でも、切嗣に教わった「感情」はアイリを変えました。

教育される中でアイリは切嗣が自分にこんな事をするのは

切嗣自信が人間らしさを捨てて生きている人間だからだ、という答えを見つけました。

それは実際切嗣も図星のようでしたが、それによってアイリは切嗣を拒むことはありませんでした。

むしろ、彼に教わった感情があるからこそ、こうして切嗣を理解することができたのだと。

彼女が1話で言っていた「人形でない生き方を与えてくれた」という言葉がより深いものに思えましたね。



こうして「教育」はお互いを「理解する」ことに変わっていき、

アイリの中に新しい感情が芽生えます。切嗣がアイリを教育しようと思った理由は

「怒り」を覚えさせるためだったのですが、結局アイリは教育の末

怒りを覚えるのではなく、運命を受け入れ、未来のない自分たちの

未来をつくることを望むようになりました。これがイリヤの存在になるわけなのですが、

ここで切嗣がアイリを受け入れたのも、教育の末いつのまにか

彼女が自分の一番の理解者になっていることに気づいたからなのでしょうね。


二人の過去は想像以上に歪な出会いから始まっていましたが、

とても感動的で今の二人の関係により納得ができるようになりました。

機会があればぜひ聞いていただきたい作品ですね。映像化にも期待…(ぇw





■まとめ



思っていたよりも記事が長くなってしまいましたw

30分のアニメの感想以外の感想を書くといつもこうなってしまいます(汗)


長さから分かっていただけると思うのですが、このBlu-rayBOXは

ただアニメを見直すといったものではなく、新しい感想が次々と出てくる内容です。

興味がありましたら…という値段ではないのですが、私はこの値段と内容の

釣り合いはとれていると感じました。お財布空っぽですが悔いはありません!w


第2シーズンの放送も近づいてきたのでおさらいにもいいかもしれません。

興味がありましたらぜひ…(結局言ってしまったw



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Fate/Zero サウンドドラマ・小説・アニメの比較

『Fate/Zero』 Blu-ray Disc Box Ⅰ/小山力也,川澄綾子


¥39,900
Amazon.co.jp

アニメが分割2クールということで、気持ちを紛らわすため(笑)アニメを追い越さない程度に

原作である小説(同人版ではない全6巻構成のもの)とサウンドドラマに手をだしてみました!


特にアニメでは尺の都合で削られている部分が多いと聞いていたのですが、

確かにアニメではなかったセリフや多少の流れの違いがありました。

その点を見て、聴いて、思ったことなどを中心に書いていこうかと思います。

基本的にはアニメ・小説・サウンドドラマの比較が多くなるかもしれません。



アニメの先の展開のネタバレにはなりませんが(そこまでは私も読む予定はないので)

削られた部分をBlu-rayでチェックしたい方や、小説やサウンドドラマを手にとってみようかな、

と思う方の閲覧は御控えいただいた方がいいかもしれません。


※現時点で私が聞いたサウンドドラマは1巻のDisc1・2・3、

  読んだ小説は1・2巻です。



【以下ネタバレ注意】




小説・サウンドドラマに関してはほぼ同じといった印象でしたね。

同じと言っても、小説で文章にされている人物の仕草などの描写は

サウンドドラマでは別の形で表現されていました。

( 状況をキャラクターが言葉にするパターンが多かったかと思われます。)


確かに、ナレーターがひたすらに文章をそのまま読むのでは

「サウンドドラマ」として成り立たず、ただの「朗読」になってしまいますからね(笑)

その辺りの表現は「音」で聞いているので小説以上に臨場感があったかと思います。


特に、私は普段小説などを読まないので想像力はあまりないのですよねw

戦闘シーンは文章で読んでいても面白いのですが、やはりアニメーションには劣ります。

サウンドドラマはアニメーションとして制作される前に作られたものですから

その時にはFate/Zeroの戦闘シーンとして最高のものだったのでしょう。

私はアニメを先に見てしまったのでアニメよりは物足りない感がありましたが、

それでも声優さんの演技、効果音の使い方、BGMなどは素晴らしかったです。

普段サウンドドラマを聴いたりすることはあまりないのですが、

この作品のクオリティが高いということは十分にわかるものだったかと思います。




そして、根本的に違うなと感じたのは「切嗣」というキャラクターの表現ですね。

小説・サウンドドラマでは最初に切嗣という人物がどういう性格で、どういう信念を

持っているのか…などという点を文章で(ナレーションで)語っているのですよ。

これがないと切嗣に感情移入できない、という意見もありそうですが、

ここは多分、アニメを制作するにあたって方針を変えてしまおうということになったのではないでしょうか。


おそらく、アニメの1話でこの「切嗣について」の語りを全てやっていたら、

視聴者の切嗣に対する見方は大きく変わっていたでしょう。

ただ、それをしてしまうと「小説」や「音声」向きである長々とした語りを

アニメでやることになってしまいます。それは視聴者からすれば

「ダレている」と感じられるでしょうし、最悪の場合はその時点で視聴を断念されてしまうかもしれません。


原作ファンからすれば、あの語りは必要であったと感じることが多いでしょう。

ただ、アニメから入る視聴者はその語りを聞いても映像としての面白みがありません。

そこをあえて削るにあたって、アニメでは切嗣というキャラクターの

扱いそのものを変えてしまったと考えるのが無難に思われます。


もちろん、彼のキャラクターを変えてしまうのでは、それこそ原作ファンからの反感を買います。

そこで、彼のキャラクターを最初に語ってしまうのではなく、アニメでしかできない表現や、

些細な仕草や出来事で表現しようという方針にしたのではないでしょうか?


これによって、小説やサウンドドラマから入った人とアニメから入った人の

「切嗣」の見方が変わってくるのは当然です。私は小説やサウンドドラマに触れるまで

切嗣は理解し難いキャラクターだな、と思ったりしていたのですが、

読んで、聴いてみると全然印象が違います。確かにアニメでもアイリスフィールの口から

彼の性格などについて語られる時はありましたが、まだ現時点では

プロローグにあたる部分は全て語られていないような気がします。


これをみると、やはりアニメでは切嗣のキャラクターを

小説やサウンドドラマとは違う魅せ方で描いていこう、という方針があるように感じられますね。

実際どうなのかはアニメを見終わってみないとわからないんですがw




3つの作品を比べた時に、一番感じたのがこの部分だったのですが

後に思ったのが、原作の小説やサウンドドラマに先に手を出してしまって良かったのか、ということですね。


先のネタバレにはならないのですから、問題ないと言えば問題ありません。

ただ、アニメの方針として切嗣のキャラクターの魅せ方が違うのなら、

アニメ視聴者としてアニメのみの視聴でとりあえず最終回を迎えるべきだったのではないか、

とも思うのですよね。小説やサウンドドラマに手を出したことにより、

私は切嗣の見方がそっち寄りになってしまったのです。それはアニメ制作に携わる人たちが

「切嗣の良さは徐々に理解してもらおう」と考えて作られているのなら

とんでもなく無礼なことをしてしまったわけで(笑)

多分、アニメで切嗣の全貌が明らかになったときに感じることが

純粋なアニメ視聴者とは違うものになってしまうと思うのですよね。


まだアニメは終わっていないのでなんとも言えないですが、

もしアニメがそういう作りであるのなら非常に勿体ないことをしてしまったような気がします。






ここまではアニメ>小説・サウンドドラマというような内容になってしまいましたが、

実際はどれも違った良さがあって、Fate/Zeroが好きなら楽しめることは間違いないでしょう。


アニメの難点として第一に挙げられているのが尺の短さですが、

小説やサウンドドラマはゆったりと余裕をもった作りになっているので

アニメでぼやかされている設定や削られたシーン・セリフを楽しむことができます。


また、小説では特にこの作品に多い会話劇をその場ですぐに読み返すこともできます。

それによって、アニメやサウンドドラマ以上に設定や内容の理解がしやすいような気がしました。

キャラクターの描写に関しても丁寧なので、アニメでは想像に任されていたような部分も

きちんと語られているような印象でした。


サウンドドラマはというと、一番の魅力は声優さんの演技。

BGMも良かったですが、セリフに感情が入るだけで同じ内容でも

熱さが違いますね。テンポの良さも抜群で、全体的に丁寧に作られているような気がします。

アニメにない良さは、間の取り方ですね。どうしてもアニメでは尺が問題になってくるのですが、

サウンドドラマではそういった縛りがありません。アニメでの意味深な演出を加えられた

会話劇も面白いですが、会話劇に「間」は必要なものであってその点は明らかに

サウンドドラマの魅力が光っています。




結果的に、やはりどの作品も良いということになりますね(笑)

比較してみることでまた違った方向からこの作品を見られたのは面白かったです。


小説・サウンドドラマなどはもちろんおすすめしますが、

現時点では読まない、聞かない方がいいかもしれませんね。

とはいっても、私は何もせずに3月まで待つことができなさそうなので、

多分サウンドドラマ2巻と小説3巻までは手をだしてしまうでしょうw

どちらもアニメでやった範囲内だという情報を耳にしたので

興味がありましたら、ご覧になってみても良いかもしれません。


最後は宣伝のようになりますが…初めてAmazonのリンクを利用してみますねw

以下は私が今回の記事を書くにあたって読んだり、聴いたりした商品です。

サウンドドラマに関してはお値段が結構高いのでTSUTAYAさんで借りましたw


Fate/Zero(1) 第四次聖杯戦争秘話 (星海社文庫)/虚淵 玄

¥650
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Fate/Zero(2) 英霊参集 (星海社文庫)/虚淵 玄

¥750
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SOUND DRAMA Fate/zero vol.1/アーティスト不明

¥3,780
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Fate/Zero 13話(最終回)

Amebaの都合上、今更TB送らせていただきました。
メール投稿だとTB拒否設定が解除できなかったため、
ログインできない期間に訪問してくださった方には大変ご迷惑をおかけしました。
今後とも当ブログをよろしくお願いします



描かれていたようであまり描かれていなかった
ライダー陣営とキャスター陣営の掘り下げだったので
話としては面白かったのですが、1クールの13話(最終回)としては
ちょっと不足だったような気もします。

もしこれが分割でない2クールの13話であったのなら、
引きとしては完璧でしょう。ただ、1クールの最終回として
完結していないのはちょっと評価としては落ちてしまいそうですね。
何よりも、このいい流れを断ち切ることになってしまうのが非常に勿体ないです。
制作の上、クオリティを維持するためには
仕方のないことだというのも十分理解できるのですが…。


前置きは少し酷評のようなものになってしまいましたが、
「最終回」であるということを除けば、かなり面白い回でもありました。



今回主に掘り下げられたのは比較的マスターとサーヴァントの相性が良い陣営でしたね。
それでも二つの陣営には決定的な差がありますし、良い比較になっていました。

キャスター陣営は元々趣味が共通しているので
余程のことがない限り、すれ違う事はないのですよね。
ただ、趣味の共通というのはマスターとサーヴァントの関係にしては
浅はかなものだとも捉えられるでしょう。以前聖杯戦争に置いて
相性はかなり重要なものになるのではないか、と書きました。それは間違いないのですが、
彼らの相性の良さはお互いを信頼しているというより、尊敬し合っているにすぎないのです。

心から尊敬できるということは決して悪いことではありません。
ですが、彼らの尊敬は相手を知ろうとすることには繋がりませんし
むしろ崇拝に近いものなのではないかと考えられます。
それでは今後、すれ違いはないとしても今以上に相手を理解し、
力を発揮することはまずないでしょう。それが今回決定づけられたのは、
「キャスター最期の戦い」といった雰囲気を醸し出すにはよかったですね。



ライダー陣営はというと、彼らは趣味の共通もなければ
お互いが似ている部分というのもなかなか見つけられるものではありません。
よって、キャスター陣営とは正反対で
「すれ違いが生じやすい」組み合わせでもあるのですよね。

今回、ウェイバーがサーヴァントの生前の記憶の夢を見たことにより、
彼らの関係に進展がありました。元々他の陣営に比べると
お互いを理解しているようには見えていたのですが、
ウェイバーはまだ いまいちライダーの事を分かっていなかったのですね。

確かに性格も何も全然違う相手ですから、特に目的もなく
征服を続ける過去のライダーの姿は到底自分の中で理解できるものではありません。
そこで、理解できないからといって放っておかないのがウェイバーのいい所でしょう。
プライドが邪魔して本人に聞けなかったというのは彼らしいですが、
結果的には本人に直接意見を聞き、(その意見に賛成したかどうかはさておき)
相手の行動の意味を知りました。もし調べようとも聞こうともしなければ、
切嗣たちのようなことになってしまっていた可能性も十分有り得ます。
気になった事を聞かないと勝手に自分の中で悪い方向への妄想が
広がることって結構ありますからね。わからないことを尋ねるという
基本的な意思疎通の方法が取れているのがこの陣営の強みでしょう。

また、彼らが「似ているな」と感じられる部分を見つける回でもありました。
作中でライダーが言っていた「馬鹿」。確かにこれも二人に共通することですね(笑)
ライダーもウェイバーも向こう見ずで、やろうとしていることはかなり無謀。
多分一方がもっと慎重なタイプで相手を受け入れる気がない人間なら、
この無謀さは難点にしかならなかったでしょう。しかし二人に関しては
「馬鹿だ」とか「無謀だ」とかを理解した上で行動できる勇気があるのですよね。
ウェイバーは半ば強引に引っ張られている傾向もありますが、
基本的にライダーのしたいことをやらせてあげられるのはライダーに対する厚い信頼と、
本人の好奇心と勇気の表れであるとも考えても良いのではないでしょうか。


そんなコンビだからこそ、今回もまた起点の効いた行動を取ることができました。
キャスターを早くなんとかしなければ、という気持ちが一致するというのは
二人の正義感の表れでもありますね。やはりこのコンビが一番見ていて
気分がいいですし、面白い。面白おかしい行動が視聴者の興味を惹くだけでなく、
きちんとした関係を築けているということがこのコンビの人気の理由でしょうね。

3ヶ月後の活躍に期待したいと思います。
この作品に関わったスタッフ・キャストの皆様、とりあえずは一旦お疲れ様です。
そしてこれからも頑張ってください(笑)




http://blog.livedoor.jp/t_cherry398/archives/51640148.html

Fate/Zero 12話

アサシンは前回で完全に退場だったのですね…。そしてまた怒涛の展開!

まさか令呪が再び宿ることがあるなんて思いもしませんでしたね。


それにしても、聖杯の導きとは一体なんなのでしょうか?

ここまで言峰にこだわる=彼の勝利を聖杯が望んでいるともとれるのですが、

彼自身にこれといった望みがない以上、その理由もわかりません。


ただ、彼に再び令呪が宿ることによって一番危うくなるのは遠坂でしょう。

遠坂からすれば、言峰は初めから恐れるべき存在でもあったわけなのですが、

それを逆手にとり、味方につけたまでは正解でした。しかし、

今回のアーチャーを見る限り、このまま遠坂に身を置くよりも

言峰が自分のマスターになることを望んでいるようでした。

サーヴァントがそれを望んでいる以上、遠坂からアーチャーを奪うことは

対して難しいことでもなくなると思うのですよね。


もしこのアーチャーの理想がかなったとすれば、それは本当に

言峰が勝利する可能性が高まることになるかと思います。

元々、戦闘能力の高くないアサシンが言峰のサーヴァントでしたが、

もしその席がアーチャーになると戦力のバランスが一気に崩れるのですよね。

確かに切嗣とセイバーや雁夜とバーサーカー、ライダーなども強いですが

言峰はたった一人であの強さ、しかもそこにアーチャーが加わるとなれば

なかなか叶う相手のいない存在になるかと思われます。



雁夜に対する執着というか、雁夜を深く調べたのは

遠坂をいつか裏切ろうという心の表れでもあるでしょうし、やはり言峰が

遠坂を裏切り、アーチャーを手にする日はそう遠くないような気がしますね。


一方、セイバー陣営はというと切嗣は他のマスターや

新たなランサーのマスターの散策をしているようですが、

やはり彼も言峰が気になるようですね。 確かに、視聴者からしても

言峰の行動は不可解でした。「サーヴァントを失った」ということになっている以上、

出歩いてはいけない彼がわざわざ自分から姿を表しに来る理由。

切嗣には若干思い当たる節がありそうな感じでしたが、どういうことなのでしょうね。


切嗣の心情に関しては本当に些細な行動でしか現れないのですが、

今回もアイリが求める家を与えたり、キャスターたちの行動に対して怒り、

紙を握りつぶすシーンがありましたね。こういったところで徐々に切嗣の良さを

見せられるというのはこの作品の素晴らしい点でしょうね。

細かい演出にもこだわりが見られるのですよ。アーチャーと言峰の会話シーンしかり。




さて、アイリスフィールに関する事情にも少しずつ触れ出しましたね。

今回だけでは彼女が今どういう状況にあるのか明確にはわからなかったのですが、

現時点では彼女は完璧なホムンクルスではない、という解釈でいいですかね?


この辺はアインツベルンが切嗣を迎え入れた本当の理由などに

関連してきそうな気がしますね。まだわからない事は多いですが

今後セイバー陣営にも波乱がありそうな予感がします。




というわけで、次回は最終回…ですよね?w

最近雑誌などを買っていないので全く下調べしていないのですが

時期的には次回が最終回。キャスター討伐回になりそうですね。


ついに今度こそはキャスターが退場してくれそうなので、

純粋にライダーの活躍に期待しつつ、遠坂や他のマスターから

邪魔されないことを願います(笑) ライダー頑張れ!w



Fate/Zero 11話

そういえば今は一応、休戦中でしたね。セイバーとライダーが酒を

飲み交わすのはともかく、アーチャーまで現れたのには驚きでしたが、

王同士が自分たちの抱く野望や理想、そして生前の生き様について語り合うスタイルは

面白かったですね。異なった時代の英雄たちが語らうという面白いシーンを

違和感なく作り上げることができるこの作品の設定には魅せられるばかりです。



さて、今回重点を置かれたのはセイバーの生前の生き方と今の望みについてでしたね。

確かに最後にアーチャーが言った通り、人の生き方は本人が決めるのであって

ライダーに指摘されたからといって考えを改める必要はないのです。


ただ、今回の件に関しては明らかにライダーの発言が的を得ていたのですよね。

「欲望のままに生きる」という点だけを聞けば確かに「暴君である」ともとれるでしょう。

しかし、彼の場合は生前確かにその「欲望」を貫いた事によって得たものがあるのです。

実際、それが彼の宝具として存在することを見せつけられたセイバーは

全く反論できない状態になってしまいましたね。確かに、現在でも彼女は自分の考え以上に

王として「理想の姿」であろうとする傾向がありますね。これも一つの王としてのあり方なのでしょうけど、

彼女の場合はそれによって失った物の方が多かったようです。


彼女(実際語り継がれている伝説では彼ですが)の死因は

円卓の騎士のうちの一人(名前は一応伏せておきます)との内乱が原因だとされている説もありますね。

この内乱において、アーサー王は多くの仲間に裏切られる結果になりました。


裏切られるといっても彼女に不満があった者が裏切ったというわけではなく、

事の発端である騎士の人望の方がアーサー王に対する尊敬の意を上回っていただけなのでしょう。

この時点で彼女は「理想であり続けること」よりも「生き様に惚れられる事」の方が

周囲の好感を得、従えることが出来るのだと気づくべきだったのでしょうね。




そうはいっても、彼女のこの生き様もまた惚れられるものでもあるとも考えられます。

ただ、彼女の場合は「理想の姿で有り続けようとする」という本質を知る者でなければ

共感することも惚れることも難しいことだと思うのですよね。

ましてや、自分の身を捨てるような生き方ですから周囲にその辛さを打ち明けるようなことはないはず。

よって、理解されがたい生き様として写る場合の方が多いのかもしれません。


この辺は今の切嗣とすごく似ていて興味深いですね。

彼もまたやっている事だけをみると確かに外道。本質を知らない者から

見れば生き様に惚れる対象にはならないでしょう。

実際、本質を知るアイリやマイヤは彼に惚れています。

この特定の人物からしか慕われることのない生き様というのは損ではあるのですが、

本質を知れば「暴君」である以上に美点が見えてきそうでもあるのですよね。


今後は今まで以上に切嗣とセイバーの「生き様」に着目してみると面白くなりそうです。

セイバーが今回の聖杯問答でどういった答えを得たのかも気になりますね。



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プロフィール

すとぅるるる

Author:すとぅるるる
将来の夢は自宅警備員!とはさすがに言えない歳になってきた…w

アニメやゲーム、絵を描くことなどが好きです。
基本的にはただのオタクで萌え豚。
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ゲームのあれこれなどくだらないことを呟きます。


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