Fate/zero 2NDシーズン 23・24話
一挙放送でしたので、まとめて感想書かせていただきます。
2話分を1話として捉えてしまっているような部分や
内容が前後してしまっている部分が目立つかもしれまん。
バーサーカーの正体がついに明かされましたね。
一応、11話の時点で(というか1期EDがネタバレw)
バーサーカーがランスロットであることを踏まえた感想は書いていました。
その点においては予想できていたのですが、ランスロットがセイバーを
ああまで恨んでいる理由がどの説に基づいたものなのかがわかりにくいですね。
11話の感想の時点ではそこまで言及してはいませんでした。
でも、こうしてランスロットとアーサー王が戦っているのだけをみた結果、
ランスロットの怒りの矛先がどこに向いていたのかがわかりません。
もしグェネヴィアとの関係があった説に基づいているのならば
ランスロットは自分が原因で円卓の騎士がバラバラに
なってしまったことへの罪悪感のようなものを抱いていたはずです。
それがどういう過程で「怒り」という感情に変わってしまったのかは
非常に興味深い点です。もしかすると小説では描かれているのかもしれませんが、
できればこの辺も過去の回想などで補完して欲しかったですね。
結局、セイバーが出した結論は我武者羅な結論でした。
というか、ここ最近のセイバーは自らが貫こうとする「王道」に
押しつぶされそうになっているような印象が強いです。
今回セイバーがライダーの言葉を思い出すシーンがありましたが、
ライダーの言葉はまさにその通りでしたね。
その時から既にライダーは、彼女が「理想の王」であり続けることで
掴めるものが少ないのだと見抜いていたのだと思います。
それでも自分が信じる王道を貫き続けるセイバーはかっこよくも見えますが、
ライダーのように「この人について行きたい」と思えるような姿ではありません。
さらに次回、足掻いて足掻いてつかみ取ろうとしていた聖杯を
自らの手で壊すことになりそうなので、もう本当に彼女には絶望しかないように思います。
おそらく、今回の聖杯戦争においてセイバーは
自分の貫こうとする王道が人々にどんな影響を与えるのかを学ぶことになるのでしょう。
彼女がZeroにおいてヒロインらしくないのは、
そういった面での成長過程だからなのかもしれませんね。
staynightの知識は全くないのですが、もし今回の聖杯戦争での
記憶や経験が5次にも引き継がれるのならば、セイバーにとってのリベンジマッチであり、
本番であるのはstaynightになるのでしょうね。
もしそうならZeroで目立った活躍がなかったのにも納得できます。
反対に「成長物語」として綺麗に終わらせたライダー陣営は最後まで清々しかったですね。
大好きな陣営だったので退場してしまうのは
非常に辛かったのですが、最後にいいものを魅せてもらいました。
特によかったシーンはウェイバーがアーチャーと対峙するシーンですね。
アーチャーから目を背けず、自分の成すべき事を真っ直ぐと
見つめているウェイバー。彼の成長の全てが魅せられたシーンでした。
それをアーチャーが認めたのも十分に納得できます。
ウェイバーの揺るぎない決心はアーチャーにとってライダーと
同じようなものを感じさせられたのでしょう。
おそらくウェイバー以外にアーチャーを納得させるマスターはいないでしょうね。
最初は命をかけて聖杯戦争に参加し、自分の実力を見せつける、という
目的しか持っていなかったウェイバーが今後の人生を見定め
生きる道を選んだというのはこの作品において一番綺麗にまとめられた部分だったかと思います。
おそらく、このライダー陣営でのウェイバーの成長が
第四次聖杯戦争において唯一よい方向に進んだ出来事になるのでしょうね。
他のサーヴァントやマスターは自分の夢の儚さを知り、絶望するばかりになりそうです。
というか、実際願望器に辿りついた切嗣が絶望してしまったのですから
もう今回の聖杯戦争に望みはないですね(苦笑)
後はセイバーが今回の聖杯戦争でどういった事を学び、
次の聖杯戦争に引き継がれるのかが気になるところです。
大方決着がついた今回でしたが、次回は一体どんな風に締めくくられるのか、楽しみですね。
2話分を1話として捉えてしまっているような部分や
内容が前後してしまっている部分が目立つかもしれまん。
バーサーカーの正体がついに明かされましたね。
一応、11話の時点で(というか1期EDがネタバレw)
バーサーカーがランスロットであることを踏まえた感想は書いていました。
その点においては予想できていたのですが、ランスロットがセイバーを
ああまで恨んでいる理由がどの説に基づいたものなのかがわかりにくいですね。
11話の感想の時点ではそこまで言及してはいませんでした。
でも、こうしてランスロットとアーサー王が戦っているのだけをみた結果、
ランスロットの怒りの矛先がどこに向いていたのかがわかりません。
もしグェネヴィアとの関係があった説に基づいているのならば
ランスロットは自分が原因で円卓の騎士がバラバラに
なってしまったことへの罪悪感のようなものを抱いていたはずです。
それがどういう過程で「怒り」という感情に変わってしまったのかは
非常に興味深い点です。もしかすると小説では描かれているのかもしれませんが、
できればこの辺も過去の回想などで補完して欲しかったですね。
結局、セイバーが出した結論は我武者羅な結論でした。
というか、ここ最近のセイバーは自らが貫こうとする「王道」に
押しつぶされそうになっているような印象が強いです。
今回セイバーがライダーの言葉を思い出すシーンがありましたが、
ライダーの言葉はまさにその通りでしたね。
その時から既にライダーは、彼女が「理想の王」であり続けることで
掴めるものが少ないのだと見抜いていたのだと思います。
それでも自分が信じる王道を貫き続けるセイバーはかっこよくも見えますが、
ライダーのように「この人について行きたい」と思えるような姿ではありません。
さらに次回、足掻いて足掻いてつかみ取ろうとしていた聖杯を
自らの手で壊すことになりそうなので、もう本当に彼女には絶望しかないように思います。
おそらく、今回の聖杯戦争においてセイバーは
自分の貫こうとする王道が人々にどんな影響を与えるのかを学ぶことになるのでしょう。
彼女がZeroにおいてヒロインらしくないのは、
そういった面での成長過程だからなのかもしれませんね。
staynightの知識は全くないのですが、もし今回の聖杯戦争での
記憶や経験が5次にも引き継がれるのならば、セイバーにとってのリベンジマッチであり、
本番であるのはstaynightになるのでしょうね。
もしそうならZeroで目立った活躍がなかったのにも納得できます。
反対に「成長物語」として綺麗に終わらせたライダー陣営は最後まで清々しかったですね。
大好きな陣営だったので退場してしまうのは
非常に辛かったのですが、最後にいいものを魅せてもらいました。
特によかったシーンはウェイバーがアーチャーと対峙するシーンですね。
アーチャーから目を背けず、自分の成すべき事を真っ直ぐと
見つめているウェイバー。彼の成長の全てが魅せられたシーンでした。
それをアーチャーが認めたのも十分に納得できます。
ウェイバーの揺るぎない決心はアーチャーにとってライダーと
同じようなものを感じさせられたのでしょう。
おそらくウェイバー以外にアーチャーを納得させるマスターはいないでしょうね。
最初は命をかけて聖杯戦争に参加し、自分の実力を見せつける、という
目的しか持っていなかったウェイバーが今後の人生を見定め
生きる道を選んだというのはこの作品において一番綺麗にまとめられた部分だったかと思います。
おそらく、このライダー陣営でのウェイバーの成長が
第四次聖杯戦争において唯一よい方向に進んだ出来事になるのでしょうね。
他のサーヴァントやマスターは自分の夢の儚さを知り、絶望するばかりになりそうです。
というか、実際願望器に辿りついた切嗣が絶望してしまったのですから
もう今回の聖杯戦争に望みはないですね(苦笑)
後はセイバーが今回の聖杯戦争でどういった事を学び、
次の聖杯戦争に引き継がれるのかが気になるところです。
大方決着がついた今回でしたが、次回は一体どんな風に締めくくられるのか、楽しみですね。
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Comment
[514]
[516] Re: タイトルなし
返信遅くなってすみません!コメントありがとうございます!
やはりバーサーカーの描写は大幅に削られていたみたいですね(-_-;)
おそらく私が一番期待していた部分が削られてしまったのだと思うと非常に残念です。
BDでの収録は1巻のボリュームを考えるとありそうですね。
それを餌にBDを買わせようとしてるのだということはわかるのですが、
結局私はその餌に釣られてしまいそうですw
やはりバーサーカーの描写は大幅に削られていたみたいですね(-_-;)
おそらく私が一番期待していた部分が削られてしまったのだと思うと非常に残念です。
BDでの収録は1巻のボリュームを考えるとありそうですね。
それを餌にBDを買わせようとしてるのだということはわかるのですが、
結局私はその餌に釣られてしまいそうですw
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元記事はhttp://sigerublog.txt-nifty.com/utakata/2012/06/fatezero-022c.html
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制作 : ufotable
監督 : あおきえい
衛宮切嗣:小山力也 セイバー:川澄綾子 アイリスフィール:大原さやか
遠坂時
恐らくBDにはカットされたシーンは追加されてるから買えってことなんでしょうかね?